戦国時代初期、ヨーロッパではローマ教皇の権威が落ちていた。
そこで、神父のザビエルらはイエズス会を立ち上げ、教皇のために海外で信者を増やそうとした。
ザビエルも信者を増やそうとインドへ渡ったが布教はうまくいかなかった。
そんな時に「アンジロー」という一人の男の名前を思い出す。
アンジローとは、鹿児島で殺人事件を犯し海外に逃亡した日本人だ。
海外逃亡中、ザビエルと知り合いキリスト教に入信したという。
正式な名前はヤジローであったという説もある。
そんなアンジローの故郷日本に渡り、キリスト教を布教しようとしたが、日本でもなかなかうまく広まらなかった。
なぜ広まらなかったかというと日本には仏教があったためだ。
また、ザビエルは日本人から「インドから来た仏教の僧」と勘違いされたためだ。
そのため、キリスト教は仏教の一つだと誤解された。
また、ザビエルはキリスト教の神のことを「大日」と訳したため、よりキリスト教は仏教の一つだという誤解を加速させてしまった。(仏教の最高の仏様は大日如来という。)
それに困ったイエズス会の神父らは、「キリスト教は仏教の一つであるということは間違い」であることを伝えるため、寺や神社を破壊していった。
こんなことをしていると日本人は怒り、日本ではキリスト教が禁止にされることになった。
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